3月5日のキラウエア火山溶岩情報

カテゴリー: 溶岩情報 | 投稿日: 2007.3.8

3月5日の夜7時頃の溶岩の様子です。
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(写真をクリックすると少し大きくなります)
プラマパリは点々と溶岩があふれ、所々川のようになっていました。
イーストラエアプキのオーシャンエントリーは、オールドクリッフが滝のように流れていて、日没前から見えていました。
あいかわらず、海に流れる溶岩は、蒸気に邪魔されずに良い見え味でした。
望遠鏡で眺めると、若干粘り気が強く、ドロドロと飴のように海に注いでいました。
この日は曇っていたため、地表の熱放射も弱かったので、倍率を上げて眺めることができました。
80倍での観測の後、220倍で覗いてみました。
20mを切る場所から覗いているような景色ということになります。ドアップの溶岩はなかなか迫力ありました。
その時の望遠鏡の視野は、左上の写真の右側の太い流れが、画面いっぱいという感じでした。
通常はここまで倍率を上げるとかなり見え味が落ちるのですが、この日は少しシャープさは落ちるものの、なかなかの迫力で楽しめました。
何度も何度も飽きるまで覗いていただくので、この日も覗く度に変化する溶岩流に釘付けでした。
お客様は20回以上は覗かれたと思います。
何度覗いても飽きない。時間を忘れて見入ってしまいました。
しかも星空観測も、星雲、星団、連星、土星などなど面白い天体が目白押し。
しかも月もラングレヌスクレーター内の山、コペルニクスクレーターの巨大なひび割れ地形、アポロ11号の着陸場所などなど・・・
ホテル着は日付が変わってしまいました(汗)
やる気満々のお客様、一緒に遊びましょうね。
Aloha~!