この写真はアオウミガメの息継ぎの瞬間。
ウミガメは爬虫類なので、海に暮らしていても肺呼吸です。
必ず呼吸のために浮上しないと死んでしまいます。
数分～数十分も海の中で無呼吸でOKです。

この時は水面で寝ていたようで、入り江の海流の無い場所でず～～～～～～～っと浮かんでいました。息継ぎが可愛いので写真に撮ろうと、これまたず～～～っとカメラを構えていました。連射で撮りましたが、顔を出した時はまだ目を瞑っていました。
この写真は半目って感じですね。(私はよく写真に写ると半目で不気味です）
近くでウミガメが息継ぎをすると‘プ～ッハ～～ッ’というかなり人間臭い音を出します。
これが妙に親近感を覚えるんです。
この子も我々と同じで息継ぎするんだ～って。
ハワイ島では、この可愛いウミガメたちと泳げる場所がたくさんあります。
というか、ウミガメのいない場所を探す方が難しいと言う感じです。
代表的なの場所がコナの南にあるKahaluu Beach Park。
膝ぐらいの浅瀬でもウミガメがいるので、小さなお子さんでも水中眼鏡をして水中を覗けば、ウミガメが藻を食べる可愛い姿が見れます。
ウミガメが息継ぎをする瞬間、自分もウミガメと一緒に水面に顔を出すと、水上でご対面しながら可愛い息継ぎを目の前で見れます。
皆さんもぜひハワイ島に来て間近でご覧ください。
ただし、ハワイではウミガメは保護動物なので、進路を妨害したり、追い回したり、手を触れてはいけません。海がめが怖がらないように、静かに観察してあげてください。
自分が海がめになったことを想像してください。
自分よりもはるかに大きな生き物が近づいてきて、それが敵か見方かわからない。
いきなり手が伸びてきて自分を触ろうとしたら怖くないですか？
特に上陸して休んでいるウミガメは、静かに寝かせてあげましょう。
野生の生き物と付き合うときには、相手の目線に立って考えましょうね。
皆さんも、ハワイ島で素敵な生き物達と楽しい時間を過ごしてください。Aloha～！