今朝の公式発表によりますと、キラウエアに大きな変化は無いとのことです。　道路状況も昨日と同様だと思います。
公式発表の中に次の一文がありました。
Seismic tremor values and sulfur dioxide emissions from Pu`u `O`o have dropped to well below pre June 17 levels, consistent with the shutdown of the vent.

２４年間、溶岩を出し続けていてくれた、プウウ・オオ火口は、過去の火口になりつつあるようですね。一抹の寂しさを感じます。
次に新たな火口が出来るとすれば、現在の状況からするとプウウ・オオ火口の西側すなわちキラウエアの火口寄りに出来る可能性が非常に高いと思います。溶岩に埋め尽くされた町、カラパナからは遠ざかる方向ですので、カラパナ付近の住民の皆さんは、ほっと胸をなでおろしていることでしょう。おそらくは、数年単位、あるいは数十年単位でカラパナ方面に溶岩が近づいて流れていくことは無いでしょう。
今日は６／２０に撮影した、ジャガーミュージアム内の地震計の動画をご覧にいれます。微振動が継続しているのがよく分かります。でも、体に感じるような危険な地震ではありませんのでご安心ください。
再生ボタン（丸の中に三角形が書いてある部分）をクリックすると、動画が始まります。