溶岩と星のツアー、５月１０日（ハワイ島時間）の様子です。
この日もツアーのコースは平常どおりです。TEXドライブイン、アカカの滝、ビッグアイランドキャンディーにお寄りし、キラウエア国立公園内では、ジャガーミュージアム展望台でキラウエア火口、ハレマウマウ火口のご見学、ミュージアム内の展示品のご説明、溶岩洞窟のご見学、チェーンオブクレーターズロードを途中までおりて、溶岩台地の壮大な景色のご見学、カラパナ溶岩のご見学、サドルロードで星のご見学といったコースです。
この日のツアーは、ピックアップホテルの場所の関係で通常よりも１時間程度早めの進行でした。最近は日没も遅くなってきており、明るいうちにカラパナに到着し、夕暮れ時の一番明るさが変化する時間帯に溶岩をご覧頂こうと思い、ツアーを進めてまいりました。
この日のハレマウマウ火口は、到着した時は薄っすらと霧の中だったのですが、見ているうちにだんだんと霧が晴れて最後はクリアにご覧頂くことができました。チェーンオブクレーターズロードの途中ではこの日も虹が出ており良い感じ！虹のトンネルを赤いJeepが通っていきました。
　
チェーンオブクレーターズロードからカラパナの溶岩ポイントを眺めると、煙もたくさん！今日も溶岩はいっぱい出ているようです。チェーンオブクレーターズロードの終点付近を眺めると人が歩いているのも見えました。少し写真をトリミングしてみましたが、その様子が分かりますね。
　
カラパナへは午後５時３０分過ぎに到着。まだまだ、明るい時間帯ですので溶岩の上に腰掛けて、景色をご覧頂いてゆっくり夕食のお弁当。山の斜面からは白い煙も出ていました。この地下数メートルのところにラバチューブができていて、その中を溶岩が流れているんです。その熱で周りの草木が燻されて白い煙が立ち昇っているようです。３月１１日に流れた溶岩でアスファルトの道路が埋まっている部分も見てみましたが、ずいぶんな高さまで溶岩がきているのに改めてビックリ！３月９日は、溶岩で埋まる前、あそこを歩いたんですよ。
　
午後６時３０分過ぎに、海沿いの展望台に到着し、場所を確保してスタンバイ。明るい時はこんな感じでぜんぜん赤いのは分かりません。
　
午後７時を回る頃になると、徐々に赤くなっていく様子も分かります。この日も海のほうで溶岩が頻繁に爆発していたのですが、明るいうちはほとんど何が起こっているのかわかりません。でも暗くなってくると赤い溶岩がが飛び散っているのが、肉眼でもはっきり！
　
時間が経つにしたがって、徐々に赤さを増していく様子をお楽しみ下さい。
　
　
　
　
　
　
日がとっぷり暮れるまで、ねばってご覧頂きました。いや～、この変化していく様子、本当に綺麗です。芸術は爆発だぁ！（古るっ）
星は、サドルロードでご覧頂きました。お天気は問題なかったのですが、やや月の明るさが気になる時期になってきました。でも、まだまだ綺麗です。ただ、ここのところハワイ島に冷たい空気が入ってきているようで気温は８℃。この季節にしてはちょっと寒かったです。
（写真をクリックすると少し大きくなります）
P.S.
追加の最新情報ですが、５月１４日と１５日、風向きの関係でカラパナの展望台に煙が流れてきて、カラパナの溶岩ポイントが閉鎖されてしまいました。３月８日のオープン以来、初めてのことです。５月１４日は、和田タイチョーがツアーに行ってきたのですが、カラパナ到着時に閉鎖が分かり、そのまま国立公園に引き返し、ハレマウマウ火口が赤く染まる様子をお楽しみ頂いたようです。
なお、本日１６日は、午前１０時発表の情報によると、オープン予定とのことです。今日は和田タイチョーがツアーに行っていますので、詳しいレポートは後日あると思います。