春分の日 日の出ツアー

カテゴリー: ツアー情報 | 投稿日: 2006.3.23

と、いうわけで行ってきました。“春分の日 日の出ツアー”。
真東から昇ってくる太陽、ちゃんと見えましたよ。
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和田隊長が書いている通り、ここのところお天気が悪く、ちょっと心配していたのが、前日の20日は素晴らしく快晴。安心したのもつかの間、出発時間の午前3時、コナの上空はほとんどが雲。お客様「見えますかね~。」、私「ん~。」という感じだったのですが、目的地に近づくにしたがって、だんだん星空が・・・。「ほっ」と安心。雲海から昇ってくる太陽をしっかりご覧いただけました。コンパスで方位を確認すると確かに東の方に太陽がありました。
夜明け前から鳥の声が聞こえていたのですが、夜があけきって、明るくなると鳥の姿をご覧頂くことも出来ました。赤い鳥が木にとまっていたので、この辺りで良く見られる“アパパネ”かなと思い望遠鏡を合せたのですが、「あれ??“アパパネ”より色が鮮やか??」、「くちばしが黄色??」と思いつつ、ピントが合ってくると、くちばしが“くるん”とカーブを描いているではありませんか。「おおっ、“イイヴィ”だっ。」というわけで、お客様みなさまにご覧いただきました。全員にご覧頂くあいだ、おとなしく木にとまっていてくれてありがとう!でも、写真に撮ろうとすると飛び立ってしまい、その姿をこちらをご覧のみなさまにお見せ出来ないのがちょっと残念なのですが・・・。
ちなみに、“アパパネ”も“イイヴィ”もハワイの固有種。なかなか見られない鳥です。“この辺り”では良く見ることのできる“アパパネ”も一般には簡単に見ることのできない貴重な鳥なんですよ。いわんや“イイヴィ”おや・・・。ひじょうにラッキーな朝でした。もちろん、“アパパネ”も望遠鏡でちゃんとご覧頂きました。
“イイヴィ”を写真でごらん頂くことはできませんが、代わりと行っては何ですが、数日前に「溶岩と星のツアー」中に撮ったネネの親子の写真をご覧頂きましょう。
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大人のネネは、首の白黒模様がはっきりしているのですが、若鳥の首はグレーになっていて、模様がはっきりしないのが特徴です。ところで、みなさん覚えていらっしゃいますでしょうか?1月にもネネの親子の写真をご覧頂いたのですが(http://blog.hawaiicrest.com/article/12540190.html)、おそらくその時の親子と同じではないかと思います。あの雛鳥がこんなに大きくなって・・・。無事に育った姿を見てうれしくなりました。
ちなみに、1月の記事の左側の写真は、JALのリゾッチャのサイトで使われています。探してみてね。