9/10の溶岩情報

カテゴリー: 溶岩情報 | 投稿日: 2006.9.13

9/8から、久しぶりにプラマパリに赤い溶岩が出ました。
8日、9日は夜にかすかに見える程度でしたが、10日に一気に流れ出ました。
パリ(崖)の地下のラバチューブを流れ、海に流れ落ちていたPKKフローですが、久しぶりに地表面にあふれ出てきました。
10日はチャーターで、海に流れる所(ウエストラエアプキ)まで歩きました。
明るい時間帯はあまり溶岩が見えないのですが、運がいいと明るい時間でもよく見えることがあります。
この日も見えるかどうかは、行ってみないとわからないということをお伝えしてありましたが、近くまで歩きたいということで頑張って歩いていただきました。
健脚な方で片道1時間、見る時間も含めて2時間半ぐらいですが、個人差があるので今回は出発時間を1時間早めました。
ウエストラエアプキに近づくと、やはり水蒸気と明るい太陽のせいであまり溶岩は見えませんでした。
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写真をクリックすると、少し大きくなります
でも、プラマパリの溶岩は、明るい時間にもかかわらず、とてもよく見えました。刻一刻と流れが長くなり、ふもとまで降りていくのが見えました。
キプカ(ペレが焼けなかった燃え残った場所)の森が次々と焼かれ、時折大きな炎が立ち上っていました。
時間経過を写真でお楽しみください。
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ご覧のように、溶岩は圧倒的に辺りが暗くなると存在感を増します。
目の前まで歩ける場合はともかく、離れた場所からしか見れない場合は、暗くなってから見学するのが最善の方法です。
今回の貸切ツアーのハイキングは、歩くペースもゆっくりだったので、2時間半を予定していましたが、3時間15分以上かかりました。
オーシャンエントリーはあまり見えませんでしたが、パリの迫力の溶岩が比較的近くに見えたので、お客様は大満足でした。
各自に高性能双眼鏡をお渡しするので、止まっては眺めていただきました。
また、望遠鏡を持っていきましたので、時速30km程で急斜面を流れる溶岩を大迫力でご覧いただけました。
日々変化する溶岩。今日はもしかしたらかなりの流れが固まっているかもしれません。今日はどんな溶岩が見れるのか・・・・・楽しみです。
では、行ってきます。