9/13溶岩情報

カテゴリー: 溶岩情報 | 投稿日: 2006.9.15

9/13のオーシャンエントリーは、2ヶ所とも大きな水蒸気を出して元気でした。9/12は水蒸気の奥で溶岩が海に流れ、水蒸気が退くと見える感じでしたが、9/13は水蒸気に邪魔されずに、常に溶岩が海に流れ落ちるのが見えました。クリッフから流れ落ちた溶岩が、浅瀬を作っていない場所に流れ落ちると、海の中に溶岩が落ち、沈んでいくので水蒸気があまり出ませんが、溶岩が弾けた黒砂が堆積し、固まりたての陸地が水面から顔を出してしまうと、水蒸気を激しく出してしまい、邪魔をしてしまいます。
この日はニューデルタの西の内陸部が、水蒸気をほとんど出さずに流れていたため、本当にラッキーでした。(ごめんなさい写真はありませんふらふら
プラマパリの崖の溶岩は、細長く点々と見えましたが、暗く炭火という感じでした。
一応望遠鏡で覗いていただきましたが、海が見事だったため、お客様の反応は一同「あ、炭火だぁ・・・」だけでしたバッド(下向き矢印)
海のほうは、どんどん流れが変化し、望遠鏡を見る度に変化し、飽きることがありません。
ツアーが皆引き上げていき、いつもの静かな溶岩フィールドに戻り、風の音と、波の音しか聞こえません。人工衛星や流れ星を見ては、溶岩を見てという感じでたっぷりと観察しましたが、どんどん変化する溶岩に、皆さん何度も何度も繰り返し望遠鏡を覗き、まさにエンドレス。
皆の覗くペースが落ちたところで引き上げることに。
星が良く見えたので、暖かい海岸線でじっくりと星座の説明をしました。
キラウエアのエンドオブロードでの星空は、北だけが5度ほど山が邪魔をしますが、そのほかの方角は地平線または水平線です。
晴れ渡ると、プラネタリウムどおりの星が見え、星座もその時間に出るものすべてをご覧いただけます。
体をそり返し、上を眺めると陸地が見えないという、全視野星空です。
星空観測パート1を終了し、ハイキングを終え車をまわすと、さっきまでおとなしかったプラマパリの溶岩が一気に溢れ出て、真っ赤な川が何本も流れ始めました。
DSC_0539s.jpg DSC_0530mods.jpg
左が200mm望遠レンズ(35ミリ換算で300mm)で撮影。
右がツアーで使っている望遠鏡(1540mm)直焦点にて撮影。
こんなに迫力のある溶岩がドバドバ流れていました。
ちなみに、実際にお客様が覗いて見える景色は、もう少し拡大されますので、かなり大きく見えました。
その後キラウエア山頂も晴れ渡り、見事だったので星空観測パート2、望遠鏡にて色とりどりの星や星団、星雲、銀河を見ていただきました。
流れ星がいっぱいでした。
いやぁ~綺麗。帰りたくないなぁ~。
また、宮ちゃんと溶岩情報報告します。お楽しみに。
Aloha~!   和田タイチョー