皆さん、こんにちは。和田タイチョーです。
４月２１日にPart1を書いて以来、Part2を書かなきゃと思っていたら、
ゴールデンウィークになってしまい、余裕が無くなりすっかり遅くなってしまいました。ゴールデンウィークも去り、ノンビリしています
溶岩にもいろいろなタイプがありますが、その中でも特に変り種をご紹介します。
　
まず、写真左ですが、スポンジ溶岩というものです。
特にでかいのを見つけました。ハワイの溶岩はガラス分が４５％もあるため、ガラス分が泡のように固まり、まるでスポンジのような外見になります。融点などの性質が異なる物質が溶け込む、溶岩のおもしろい表情です。
もちろんガラスですから、スポンジのようにフワフワしませんよ。
つかむとシャリシャリと壊れてしまう、とてももろい物です。
風で飛ぶほど軽いんですよ。お客様にお見せするときに、よく吹っ飛びます。
右はPeles Hair という髪の毛のような溶岩です。
ペレはもちろんハワイの火山の神様です。ハワイで最も恐ろしく、最も崇拝されている神様です。彼女の髪と例えられる変わった溶岩です。
ブロンドの髪の毛のように繊細で細いものから、かなりの剛毛まで様々です。こちらもガラス分ですが、溶岩が引き伸ばされた時に、ガラス分だけが水飴のように伸びて固まります。パティシエが水飴を熱して糸状のお菓子を作りますが、そんな感じですね。
時々長さが５０cmぐらいあるものも見つかります。束で見つけたときは本当に髪の毛じゃないかと思いました。今回の写真は一般的な短めのものです。
キラウエアは、赤い溶岩もすごいけど、固まった溶岩だけでもすごいんですよ。皆さんも探してみてくださいね
クレストの溶岩見学は、最も良く見えるよう、暗くなるまで粘ります。
多くのツアーが明るいうちに引き上げていく中、お客様は「みんな帰るのに、何で自分達はこれから行くんだろう？」と思うみたいです。
宮ちゃんの溶岩情報を見ればわかると思いますが、暗くならないとハッキリ見えないんです。日没後に劇的に見え味が変化する溶岩。とても同じものとは思えない程変化します。お客様も「明るい時は煙だけだったのに！」とビックリします。Bestを極めると、どうしても帰りが遅くなるんです。
ということで、天気が良ければ、ハイクの帰り道は満天の星です！
街灯一つ無い真っ暗な夜道を、懐中電灯を消して歩くと、降ってきそうな星に照らされて、ほんのり明るくなります。
流れ星や人工衛星を探しながらノンビリ歩く夜道は、治安の良いハワイ島の楽しみに一つです。

この日は西の空にオリオン座、大犬座、おうし座などの華やかな星座が輝き、あまりに美しかったので、お客様と写真を撮りました。
超広角レンズのフードを取らなかったので、ストロボの影が出てしまいました。
さらに、周りがあまりに暗いのでストロボが頑張りすぎて人物が白飛びしてしまいました。
溶岩ハイクする場所は、北以外はほぼ水平線が見えます。北だけが山があり、わずかに５度ほど空が隠れています。
晴れるとほぼ全天が見渡せる、まるでプラネタリウムです。
この日も、お客様は満点の星に感動し、帰国後星の図鑑を買ったそうです。
この写真は長くシャッターを開けてましたので、その間お客様は楽しそうにおしゃべりしていました。まるで坂本竜馬が写真を撮ったときみたいに、ず～っと立っていてもらいました。
要領がわかったので、次回はもう少し上手に撮れそうです。
また時間のある時に撮ってみたいと思います。
写真の掲載に快く同意してくださったお二人さん、ありがとうございました。写真失敗してゴメンネ。
毎日毎日が感動と発見の連続です。
こんなに楽しいことして、お金もらっていいんでしょうか？
キラウエア・・・私の最も愛する場所　
明日はどんな楽しいことがあるんだろう　
皆さんも、この地球に８０００万年以上も陸地を作り続ける、特別なパワーみなぎる場所に遊びに来て下さい。
では、また・・・・Aloha～　　和田タイチョー