鳥に猫背はいない?

カテゴリー: 雑感いろいろ | 投稿日: 2005.12.1

今日は私の得意分野、鳥のお話。
鳥は空を飛ぶという道を選び、陸上の生き物とは違った体に進化しました。
飛ぶ為には、体重を減らす必要があります。
我々の背骨は自由に動きますが、鳥の背骨はほとんど動かずに一体化していて、
関節や軟骨を省略し、それを支える筋肉を減らすことが出来ました。
背骨が動かない分、彼らの首の関節は自由に動き、後ろを向いたりも出来ます。
しかも、骨は中身が中空になっていて、ハニカム構造のように軽量化されています。
そうです、構造は飛行機そっくりです。私はもともと技術屋さんなので、生き物の合理性にはいつも驚かされます。
無駄を無くし、重量を翼を動かす強力な筋肉にまわすことが出来ました。
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この写真のように、鳥は下を向くときには、お尻を上げ頭を下げます
よく見ると首以外はほとんど形が変わらないですね。
皆さんもスズメやカラスをよく見てみてください。
では、また。Aloha!