溶岩と星のツアー カラパナ復活編 1/31

カテゴリー: 溶岩と星のツアー | 投稿日: 2010.2.5

1/30頃からカラパナのパリ(ハワイ語の崖)に溶岩が現れました。
1/31に、プウオオのインフレーションと今までのパリの上での溶岩の流れから、そろそろパリに出そうだと思い、ハレマウマウに行くか、カラパナに行くか思案をしていました。
当日はたまたまお客様が一組2名様だったので、意見が分かれる心配も無いので、お客様に状況を説明し、どちらか希望があるか尋ねました。お客様も悩んでいましたので、火山に行ってから決めましょうということで、昼間のハレマウマウ火口を眺めました。その時に再びiPhoneで山のデーターを見ましたが、なかなか良い状態でした。お客様も私も7:3位でカラパナに傾いていたところ、ヒロのツアー会社Maikai Ohana のガイドのクリスが、知り合いのパイロットから「溶岩崖まで来てるよ」と聞いたとの情報をもらい、10:0でカラパナに決定しました。
前置きが長くなりましたが、カラパナの状況をお知らせしたいと思います。
早めに到着し、まだ明るかったのですが、それでも溶岩は見えていました。
今までのチューブよりも若干西側に新しい流れが出来ていました。パリの中程でブレイクしていました。各自にお配りする双眼鏡で見ていただき、私は望遠鏡をセット。
望遠鏡で75倍に拡大すると溶岩がかなりのスピードで流れているのが良く見えました。意外と幅の広い川となっていました。表面が薄氷のように固まり、黒い模様がドバドバ流れていました。
まずは明るく景色が良く見える段階です。
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(写真は全てクリックすると少し大きくなります)
木が炎で赤く照らされているのが分かりやすくなってきました。
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ちょっと引いて全体の雰囲気をご覧ください。
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時々木が炎を上げ燃えています。薄暗くなり溶岩流の存在感がぐっと増します。
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夜は幻想的になります。写真は逆に厳しくなります。三脚必需品です。
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上空の雲もご覧の通り真っ赤に染まります。溶岩パワーってすごい。
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望遠鏡での視野はだいたいこの位でした。
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この日はムーンボウが出やすい条件だったので、夜はムーンボウ狙いでお客様に月が後方に見えてきたら教えてくださいねと頼み、標高2000m付近で「月が出ました」との声を聞きムーンボウを探しました。
出ました。プウ(噴火で出来た丘)があったので、そこまで走り車を停めると良い感じ。
プウにムーンボウがかかりなかなかおもしろい光景。
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またお知らせいたします。Aloha~!