溶岩と星のツアー カラパナ編4/25

カテゴリー: 溶岩と星のツアー | 投稿日: 2008.4.28

溶岩と星のツアー 4/25のカラパナの状態をご報告します。
その前に一つお詫びなのですが、前回分の4/23の報告の中で、誤って間違った写真を掲載してしまいました。もうすでに訂正済みなのですが、4/25の写真を誤って混ぜてしまいました。
大変申し訳ありませんでした。
この日は国立公園もオープンでしたが、ミリタリーキャンプから南側のチェーンオブクレーターズロードまでがロードクローズになっていましたので、残念ながらジャガー博物館までは行けませんでした。スチームベントからキラウエアカルデラを観ようと思いましたが、蒸気が多く条件が悪かったので、蒸気に蒸されて熱を感じていただき、ボルケーノハウスから見学しました。
その後、いつものようにチェーンオブクレーターズロードをパリの上まで行き、雄大な景色を眺めながら火山の話をしました。上から見るオーシャンエントリーは、かなり激しく蒸気を出していました。カラパナでお弁当を食べ、オーシャンエントリーに向かいました。
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(写真をクリックすると少し大きくなります)
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この日のオーシャンエントリーはワイクパナハの2ヶ所が赤くなっていました。途中で東側のエントリーのすぐ西で小さなブレイクがあり、望遠鏡であふれ出る溶岩を眺めました。帰るころには海に流れ落ちるようになり、新たに1ヶ所増えて3ヶ所が赤く染まりました。左上の写真を見ると、左のエントリーの少し右に小さなエントリーが見えています。
見学中に刻一刻と変化していくのが火山の面白いところです。時間をかけて観ないと、その変化に気付かずに帰ることになります。クレストのツアーがたっぷり時間をかけて眺めるは、そういう変化を見てほしいのと、どこでも写真を撮って出発というと、写真を見て出来上がった偽の記憶だけで、本当にその場にいた記憶が残らないからです。風を感じ、匂いをかぎ、ゆったりと呼吸をしてはじめて脳に焼きつくのが、現地に行かないと生まれない本当の記憶だと思います。
その場に行った時の記憶だと信じている記憶は、実は後でデジカメの画像を見て作られたものだったりして。行った人にしか残らない思い出を、ぜひ持って帰ってほしい・・・それがクレストのツアーです。