溶岩と星のツアー カラパナ編5/5

カテゴリー: 溶岩と星のツアー | 投稿日: 2008.5.11

今日は5/5子供の日の溶岩と星のツアーの報告です。
この日は8名様をお連れしてのツアーでした。その中には弊社のツアーに4回目という超リピーター“仙台のTさん”夫婦が含まれていました。前回、前々回はたまたまお二人だけでしたので、リピーターSPということで通常お時間が無くて行けない場所に行ったりと、休みの日に遊びに行ってふところで温めている好きな場所にお連れしました。
今回は8名様なので、レギュラーのコースで楽しんでいただきました。初回の参加はごく初期に働いていたガイドのノーマルツアーに参加し、その後の2回は私のSPバージョンだったため、クレストツアー参加4回目にして、私のノーマルツアー初体験ということになりました。
4回目の参加の仙台のTさんに楽しんでもらえれば、リピーターの多いクレストの溶岩と星のツアーが、本当に何度参加しても楽しいという証になるのではと思っています。その結果はご本人にしかわかりませんが、5回目の参加をして下さったら合格ということになると思います。きっとその時に確かな手応えを感じると思います。
他の6名様はクレストのツアーは初めてでしたが、最後に車を降りる際に、深夜0時をとっくに過ぎているというのに、元気に手を振って見送ってくれたのがとてもうれしく思いました。本当にツアーはお客様との共同作業なのだと、改めて実感した一日でした。
思い出していたら、前置きがこんなに長くなってしまいました。本編が短かったらやばいじゃないですかぁ~がく〜(落胆した顔)
いつも通り、テックスドライブイン、アカカの滝、ヒロのビッグアイランドキャンディーズに立ち寄り、ハワイ火山国立公園に向かいました。
山頂は気持ち良く晴れていましたが、高度の高いところにできる薄幕巻層雲(うすまくけんそううん)が出ていて、日暈が良く見えていました。
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光環現象の一つですが、高度の高い氷の粒で出来たうす雲があると良くかかりますので、皆さんもこういう時には探してみてください。太陽がまぶしいので、写真のように太陽を手や街灯や電柱、木の枝などで隠すと見やすくなります。
薄い虹色や白っぽく太陽から22度の位置にかかります。稀にその外側に46度の外暈がかかることもありますが、この日は内暈のみでした。ハレマウマウも勢い良く蒸気を上げていました。
チェーンオブクレーターズロードの数々のクレーター群を抜け、広大な溶岩フィールドを抜け、いつものように崖の上からカラパナを眺め、サーストン溶岩洞窟に立ち寄り、アパパネとオマオの声を聞きながら森を歩き、一路カラパナに向かいました。
この日はホテルのピックアップも場所も多く、すっかり遅くなってしまいました。
ということで、お弁当をカラパナに向かう車内で食べていただき、時間を節約して遅くなった分を取り戻し、たっぷりと溶岩見学に時間をとりました。私は夕飯抜きになりましたが、夕飯を抜いてでも長く溶岩を観ていたいので、何の苦にもなりません手(チョキ)
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(写真をクリックすると少しだけ大きくなります)
左上は岬の先端のエントリーと隣のエントリーです。この先端から二つ目がなかなか勢いがあります。この日は時々波で爆発していましたが回数は少なかったです。こういう日は望遠鏡を根気良く見るしかありません。目を離した瞬間に爆発するとメチャ悔しいんです。見えるまで覗き続ける根気が必要です。右上の写真は一番遠いエントリーです。こちらも時々溶岩が飛び散りますが、かなり稀でした。
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左上の写真には陸地にブレイクした溶岩が固まりかけているのが写っています。この写真を拡大し、明るさを明るくしたのが右上の写真です。パホエホエ溶岩が写っています。左の端の方はアア溶岩に変化して赤く光っています。宮ちゃんの行った日のブレイクはまだ弱くなったとはいえ続いていました。
お客様が望遠鏡を覗かなくなったところで、そろそろ潮時かなという感じで人も少なくなったビューポイントを後にしました。
その後コンビニでトイレ休憩&お買い物の後、サドルロードで星を観て帰りました。雲の関係で3回も星を眺めることになり、またまた帰りが遅くなりました。
みなさん、また遊びに来てくださいね~!